潜伏キリシタン遺産

 

こんにちは!t-sくんです(^^)/

今回は潜伏キリシタンについてピックアップしてみたいと思います!

潜伏キリシタンが今話題沸騰中なわけですが、その理由というのが、潜伏キリシタン遺産が世界文化遺産に登録することが明らかになったからです。

しかし潜伏キリシタンと聞いても「何じゃそりゃ?」と思う人がほとんどではないでしょうか?

隠れキリシタンとの違いは何なのか?も気になる人が多いようですので、この2つの違いについても調査したいと思います!

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潜伏キリシタンって何?

まずは潜伏キリシタンって何なの?って話なわけですが、潜伏キリシタンというのは、

禁教期にも16世紀半ばに伝わったキリスト教由来の信仰を続けていた人々のこと指します。

江戸時代の潜伏キリシタンは、土地の習俗や神仏信仰などと結びついたことで次第にキリスト教の教義から離れ、独自の信仰へと発展していった。

隠れキリシタンって何?

では、よく比較される隠れキリシタンとは何なのでしょうか?

隠れキリシタンというのは、

明治以降にキリスト教の禁教が解かれ、再びカトリックの宣教がなされても、カトリックとは一線を画し、独自の信仰様式を継承した人々が残った。これが「隠れキリシタン」と呼ばれる信仰だ。

とのことです。

隠れキリシタンはよく聞く名称だそうで、知っている人も多いようですが、潜伏キリシタンの存在によりどう違うのか?混乱する人が増加しているみたいですね。

簡単にまとめますと

 

潜伏キリシタンというのはキリスト教徒(カトリック)

隠れキリシタンというのはカトリックに由来する日本的な独自の民族宗教を信仰している人

 

という違いがあるというわけです。

因みに日本にキリスト教を伝えたのは、1549年に種子島に上陸したフランシスコ・ザビエルですよね。

そこからキリスト教は信仰が広がっていったのですが、1614年に江戸幕府が全国に「キリスト教禁教令」を発布したってわけです。

「キリスト教禁教令」を発布した理由はについては

1.キリスト教が日本を植民地にしようとする動きが分かったから

2.キリスト教信者キリシタン大名が集まって反乱を起こされたら困ると思ったから

の2点が考えられます。

徳川3代将軍家光の代に天草・島原の乱が勃発し、「キリシタン反乱」が強く問題視されましたからね。

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潜伏キリシタン遺産が世界文化遺産へ!

では今回、世界文化遺産に登録が決まった潜伏キリシタン遺産とは何ぞや?ってな話になるわけですが、潜伏キリシタン遺産というのは、国内最古のキリスト教会の国宝「大浦天主堂」や、禁教期に形成された集落など12の資産で構成を言います。

主な遺産の場所はコチラのサイトを参照してみてくださいね。

日本では今回の潜伏キリシタン遺産で世界遺産に登録された件数が22件となりました。

この調子で全国に1つ世界遺産が誕生すると、観光客も増加するでしょうし、各都道府県の活性化に繋がると思うんですけどね。

なので世界遺産が47件になる日がくることを願います!!

潜伏キリシタン遺産が世界文化遺産に登録されたることで、長崎県や熊本県は盛り上がるかもしれませんね。

長崎県には

端島 (軍艦島)

稲佐山

ハウステンボス

などの観光地が有名ですし

熊本県には

阿蘇カドリー・ドミニオン

阿蘇ファームランド

天草観光イルカウォッチング案内所 ドルフィンクルーズ

などの観光地があります。

どちらも自然豊かな県であることは間違いありません。何かに疲れ癒しを求めている時に訪れてみては如何でしょうか?

と言うわけで今回は、潜伏キリシタンと隠れキリシタンの違いについて、さらに潜伏キリシタン遺産についても紹介しました!

次回もお楽しみに(^^)v