こんにちは!t-sくんです(^^)/
今回は元プロ競技ダンサーの吉野ゆりえさんが48歳という若さで死去した…と言う悲しいニュースが飛び込んで来ましたので、詳細を取り上げていきます!
吉野ゆりえさんのプロフィール
名前;吉野ゆりえ(よしのゆりえ)
本名:吉野由起恵
生年月日:1968年3月6日
出身地:大分県竹田市
学歴:大分県立大分雄城台高等学校、筑波大学第三学群国際関係学類を卒業
吉野ゆりえさんの経歴
大学を卒業した吉野ゆりえさんは、競技ダンスのプロとして10年間イギリスに留学しました。
日本テレビの人気番組であった「ウッチャンナンチャンのウリナリ!!」の企画「芸能人社交ダンス部」でコーチを務めていましたね。
2002年には現役を引退しました。
吉野ゆりえさんが死去…
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吉野ゆりえさんが死去したのは7月30日の事でした。
48歳と言うあまりにも若すぎる死に、周囲は悲しみました。
葬儀は 近親者で営むようです。
吉野ゆりえさんと言えば、肉腫(サルコーマ)など希少がん対策の充実を訴えてきた女性でした。
死因とされているのは、2005年に診断された、がんの一種「後腹膜平滑筋肉腫」とされており、過去19回もの手術をしてきたそうです。
そんな吉野ゆりえさんは2009年に「忘れられたがん」と呼ばれている肉腫治療の拠点施設に向けて、「サルコーマセンターを設立する会」を作り、国立がん研究センター中央病院に日本初の「肉腫診療グループ」が作られたキッカケとなりました。
視覚障害者のためのブラインドダンスの大会を世界で初めて開催した事でも有名ですね。
2006年に放送された24時間テレビでは、「全日本ブラインドダンス選手権大会」の模様が放送されました。
他にも
- 日本テレビ系モクスペ感動ドキュメンタリー「5年後、私は生きていますか?」
- TBSテレビ「私の何がイケないの?」
で吉野ゆりえさんを取材した模様が放送された事もあります。
では、吉野ゆりえさんの死因とされている「平滑筋肉腫」とはどんな病気なのでしょうか?
吉野ゆりえさんの死因「平滑筋肉腫」ってどんな病気?
「平滑筋肉腫」は、若年者や小児にも発症しますが、中高年者に多い病気と言われている「平滑筋肉腫」は、腫瘍の顕微鏡の所見や、腫瘍細胞に発現している蛋白質が、平滑筋と共通の性質をもつ肉腫です。
特徴としては、「多様性」と「希少性」です。
悪性腫瘍全体を100とした場合、肉腫は約1%の割合と言われています。(発症率が10万人に2人と言われています)
術後の5年生存率は33%と低く、早期発見が大事になります。
発症しやすい場所は
- 後腹膜腔
- 大きな血管のまわり
- 四肢軟部
- 子宮
です。
発症の原因は、研究途上と言うことで明らかになっていませんが、複雑な遺伝子の異常が発生に関係しているようです。
「平滑筋肉腫」の症状
後腹膜腔に発生する場合は自覚症状が無く、肉腫が大きくなってから異変に気付く事が多いようです。
血管に発生し血管が閉塞した場合は
- 肝臓のはれ
- 黄疸
- 腹水
- 腎不全
- 下肢のむくみ
などの症状が発生します。
足にできる場合は、急激に大きくなる瘤(こぶ)ができ自覚します。
病気が進行していくと、肺や肝臓に転移していきます。
検査
MRIなどで詳しい画像検査を行います。
血管に発生した場合は、造影剤を血管に注入して血管の状態を確認し、顕微鏡で実際に腫瘍組織を観察することで確定診断します。
治療
基本的な治療法としては手術で、周囲の正常な組織を含めて腫瘍を切除します。
治療が一番難しいとされているのが、後腹膜で血管、四肢の順に功績が良いと言われています。
放射線療法単独での治療効果は無いようで、抗がん薬の投与も効果は不明だそうです。
症状が進行してからでないと、気付き難い厄介な難病ですが、異変に気付いたら、がんセンターや大学病院などの専門的な施設での治療が必要です。
発症から10年、吉野ゆりえさんが残してくれたものは非常に大きな財産ですね。ご冥福をお祈りいたします。
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と言うわけで今回は!
吉野ゆりえさんが死去…死因である「平滑筋肉腫」について取り上げました!
次回もお楽しみに(^^)v
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